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ペン
ペンは本来インク・墨などをつけて字・絵などをかくための先が尖った筆記具でした。
時代が進むにつれ、インクを毎回つける手間を省くため「万年筆」が考案され、
その後インクや顔料の補充もなく使い捨て、
または長寿命のインクカートリッジを、
取り替えて使用する「ボールペン」「フェルトペン」などが考えられ、
現在の主要な筆記用具として使われています。
デッサンにおいても、かつてはインクをつけるペンを使って描かれていました。
このようなペンを「つけペン」と言い、その代表的なものに羽根ペン・Gペンなどがあります。
現在では様々な種類のペンがありますが、デッサンに使う上で特に決められたものはありません。
フェルトペンの先端が細いもの(通称「サインペン」と呼ばれています)なども使われます。
また、今でも好んでつけペンを使って描かれることもあります。
ペンの特徴はインクが乾くと落ちないことにあります。
鉛筆、木炭は消しゴムなどで消すことができますが、ペンで描かれたものは消すことができません。
また、鉛筆や木炭のように線を太くしたり細くしたりもできないので、
影など暗い部分を描くときは線を何重にも重ねて描きます。
そのため、ペンを使って描かれるデッサンは硬く、はっきりとした印象を受けます。
このようなペンの性質を生かして、
建築物などのデッサンにペンを使用したものを見かけることがあります。
特に決まりがあるわけではないので、
個人の好みでしばしば人物デッサンにペンが使われることもあります。
しかしながら、先ほども述べたとおりペンは一度描くと修正できないので、
デッサンを始めたばかりの人が使う画材としては不向きです。
しかし、逆にある程度やりこんでいる人には、
正確なデッサンを的確に描くいい練習方法になるかもしれません。
ペンはデッサンの画材としてはマイナーですが、
ペンの中にはその独特な描き味が魅力的なものもあります。
また、紙とペン1本で気軽に始められるという利点もあります。
ペンで描くことによって、
鉛筆や木炭とはまた一味違ったデッサンの魅力に出会えるかもしれません。
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